投稿者: 管理人

  • 令和7年度 遠洋練習航海部隊の出国行事に参加

     令和7年6月13日(金)、前日までの雨の予報に反した快晴の下、横須賀地方総監部 横須賀港逸見岸壁において、令和7年度 遠洋練習航海部隊の出国行事(壮行式、見送り)が実施され、湘南水交会から星副会長(会長代理)以下、会員約10名が参加しました。 

     遠洋練習航海は、初級幹部に対し、外洋航海を通じて、学校等において修得した知識及び技能を実地に修得させるとともに、慣海性(海に慣れること)をかん養し、幹部自衛官としての資質を育成する為、昭和32年以降、毎年実施されており、今回で69回目となります。

     防衛大学校や一般大学等を就業し、広島県江田島市にある海上自衛隊幹部候補生学校で約1年間学んだ第75期一般幹部候補生課程の卒業生 約190人(うち、女性約30人)は、約1か月間、国内各地に寄港しながら洋上訓練等を実施し、この日 出国の運びとなりました。練習艦隊司令官 渡邉 浩 海将補を指揮官として、練習艦「かしま」及び「しまかぜ」の2隻で、初級(実習)幹部と練習艦乗員合わせて約580名が、米国、メキシコ、アルゼンチンなど、北・中・南米7か国11地域を訪問し、11月中旬の帰国までの約5か月間、約5万6千キロを航海(各種訓練)します。
     また、この間に諸外国との共同訓練を実施するとともに、各海域を航行することにより、諸外国の活動状況を理解し、国際感覚を養い、併せて訪問国との友好親善の増進及び「自由で開かれたインド太平洋」の実現に寄与するという外交的役割も担うことが期待されています。(具体的な訪問予定先は*参照)

     出国行事の壮行式では、本田 太郎 防衛副大臣が、「各国の歴史、文化など自分で見て考え、広い視野を身に付け、各国との友好の架け橋になって欲しい」と訓示、英利(えり)アルフィヤ 外務大臣 政務官が、「我が国との関係において重要な年として関りが深い各国を訪問し、友好親善を深めることへの意義」を熱く語り、激励の祝辞が送られました。
     海上幕僚長 齋藤 聡 海将からは、乗員に対して、実習幹部育成指導への期待を合わせて壮行の辞が送られました。

     続いて、訪問国大使をはじめ、国会議員、横須賀市長、外務省・米海軍等の来賓紹介、渡邉司令官から力強い出国報告ののち、横須賀音楽隊の行進曲「軍艦」と来場者の拍手に合わせて派遣隊員が乗艦し、「出港用意」のラッパ、号令のもと整斉と離岸、長い航海の途につきました。
     岸壁では、ご家族皆さんの涙ながらの個々の隊員への声掛けと一緒に、湘南水交会の旗のもと会員皆で、艦上からの帽振れに呼応して、実習幹部の成長と航海の安全、乗員皆の無事・健勝を祈念し、艦艇が小さくなるまで、見送りをいたしました。

    (星 副会長 記)

    *訪問予定先
    ・アメリカ合衆国
      (サンディエゴ、ジャクソンヴィル、パールハーバー及びヒロ)
    ・アルゼンチン共和国(ブエノスアイレス)
    ・グアテマラ共和国(プエルトサントトマスデカスティージャ)
    ・チリ共和国(バルパライソ)
    ・ブラジル連邦共和国(サントス及びフォルタレザ)
    ・ペルー共和国(カヤオ)
    ・メキシコ合衆国(アカプルコ)

  • 令和7年度 湘南水交会 総会・防衛講演会・懇親会を開催

    総 会

     令和7年6月10日(火)、やまと芸術文化ホール「シリウス」(神奈川県大和市)において、湘南水交会会員59名(議長への審議委任193名)が参加して、令和7年度 湘南水交会総会を開催しました。

     国歌斉唱に引き続き、先の大戦で戦没された方々、海上自衛隊において殉職された方々、そして昨年度総会以降にご逝去された19名の湘南水交会会員の方々のご冥福を祈り、喇叭「国の鎮め」が厳かに流れる中、参加者総員で黙祷を捧げました。

     冒頭に前回の総会以降に叙勲の栄に浴された1名の会員を紹介するとともに、河野 克俊(かわの かつとし)水交会理事長から祝辞をいただきました。

     総会は、眞木 信政 会長の挨拶の後、「令和6年度活動報告及び収支計算書並びに監査報告」及び「令和7年度活動計画及び収支予算書」についてそれぞれ報告するとともに、「令和7年度湘南水交会役員(案)」について審議を求め、満場の拍手で了承されました。

     今年度からの新任役員として 高橋 毅(幹候42期)さん、井上 竜三(幹候42期)さんの2名が紹介され、壇上での元気な挨拶に大きな拍手で迎えられました。

     次いで、長年にわたり当支部の企画するイベントの運営に積極的に参画し、また会勢拡充に成果を上げた功績により、速水 由香 会員に眞木会長から表彰が行われるとともに、今年度退任する大島幹事、佐々木幹事、森竹幹事に感謝状が贈呈されました。(別途、会員2名と法人会員1社の入会の功績により星 副会長が表彰されています。)

     その後、畠野 俊一  新会長に河野理事長から委嘱状が手交されるとともに、眞木前会長に感謝状が贈られました。新旧会長の挨拶では、眞木前会長からは任期期間中におけるコロナ影響下からの活動復活のご苦労と共に会員皆様への温かい協力への感謝が述べられました。畠野新会長からは、和気藹々とした湘南水交会の会風を受け継ぎ、充実発展させていく決意が明るく述べられました。

     総会は最後に連絡事項として各種行事の紹介などを行い、滞りなく終了しました。

    眞木会長 挨拶
    速水会員 表彰
    新任2幹事(左:井上 竜三 幹事、 右:高橋 毅 幹事)
    畠野 新会長への委嘱状手交
    眞木 前会長への感謝状贈呈

    防衛講演会

    総会に引き続く防衛講演会では、水交会 理事長 河野 克俊 元統合幕僚長を講師にお迎えし、「我が国を巡る安全保障」の演題で講演をいただきました。

     今回の講演は湘南水交会の会員ばかりでなく、現役隊員にも有益であろうことからお声がけをしたところ、厚木航空基地所在の各部隊等から金嶋 浩司(かねしま こうじ) 航空集団司令官をはじめとする部隊指揮官、先任伍長、そして様々な階級から90名を超える多くの隊員皆様が聴講してくださり、会場のシリウス・サブホールは大盛況となりました。

     講演は、ウクライナ、台湾問題、今後の日米同盟の3つのテーマで行われました。

     第一の「ウクライナ」に関しては、明々白々なロシアの侵略行為がなぜ長期化しているのかなど、その根底にあるプーチンの世界観や歴史的な背景も踏まえつつ、分かり易く解説をしていただきました。特に停戦交渉におけるウクライナの軍備制限に係るロシアの主張は、大坂冬の陣における徳川家康の策略と同じであるとの説明には、聴衆の誰もが大きく頷いていました。

     また結論的に述べられた「(独裁者である)プーチンは目的達成まで決して矛を収めることはない。」との言葉には、トランプ大統領の仲介意欲が薄れる兆しの中で心を痛める部分でもありました。

     第二の「台湾問題」においては海洋戦略に視点を当て、中華人民共和国の建国以来の海洋に対する歴史的な推移を踏まえつつ、例示を交えてお話をいただきました。

     その中で「豊かになった中国は自由主義国と同じ価値観を持つであろうと考えたのは自由主義陣営の甘さでもある。」との指摘は、大陸国家的な思想を海洋に投影し、巨大化して各国との結びつきが強くなった現代中国とどのように向き合っていくのかを考える上での大きな教訓であると感じられました。

     また、第一から第三列島線を図示されながら、その意義はアジアの国として大東亜共栄圏や絶対国防圏などと類似した考えで、大国の覇権争いの中で「世界をどう分けるか」であるとの冷徹なリアリストの視点が印象的でした。

     さらに、第一列島線の内側に「香港・台湾・尖閣」があることを指摘するとともに、中国は台湾を手中にできれば良く、そのために米国が関与できない状況を作るとともに、日本を巻き込み米国介入の恐れのある尖閣に台湾問題において手を出す可能性は低いとの分析を示されました。

     第三の「今後の日米同盟」については、締結に至る歴史的な経緯も踏まえて現在の日米安保条約が不平等であるという意見に一定の理解を示され、米国にも「日本は余計なことをしないほうが良い」との考えから片務的な同盟を受け入れている面もあったが、時代は変わり、米国が日本を必要とする現代においては、対等の同盟関係にする必要があり、少なくとも日米安保の適用範囲を「日本の施政下」から米国の他の同盟と同様に「西太平洋」にすべきとの考えを強く述べられて講演を締めくくられました。

     講演時間を使い切って熱くお話をいただき、質疑応答は懇親会の場が主となりましたが、会場を埋め尽くした湘南水交会の会員や現役隊員は、冒頭から結びに至るまで講演に深く引き込まれて傾聴する様子がうかがわれ、講師への万雷の拍手は今回の防衛講演会が極めて有意義であったことを実感させるものでした。

    懇親会

     総会後の懇親会は、昨年に引き続き大和市内の「北京飯店」での開催となりました。

     昨年は航空事故後の処置が継続中であったため、現役自衛官の参加はお一人となりましたが、本年は金嶋 航空集団司令官をはじめとする厚木航空基地所在部隊の指揮官等・先任伍長20名のご参加をいただくことができ、湘南水交会の会員等と合わせ99名の大懇親会となりました。

     懇親会は、司会役も定着してきた鳥居幹事の爽やかな進行により、畠野新会長の元気な会長挨拶と河野水交会理事長の「理事長ですが所属支部は湘南支部」との挨拶で、会場は一気に懇親ムードが盛り上がりました。

     来賓代表の金嶋 司令官からも、会場の盛り上がりの勢いそのままに笑い溢れるご挨拶と元気な乾杯のご発声をいただき、会場キャパシティ限度の懇親会の幕が開きました。

     来賓紹介後には、各テーブルで現役自衛官を囲んで最近の部隊や隊員の状況などの話題に質問が集中したり、会員同士でお互いの近況を知らせあったりと、あちらこちらで笑い溢れる懇談が始まりました。

     懇親会の中ほどの余興では、長沼 一四(ながぬま ひとし)会員によるフルート演奏がありましたが、2曲目に選曲された「海を行く」では、事前に歌詞なども配布されましたので、さながら「隊歌訓練」の様相を呈して盛り上がりました。

     温かいお料理を楽しみつつの1時間30分の懇親会は瞬く間に過ぎ、中締めの指名を受けていただいた第4航空群司令 鈴木 克哉(すずき かつや)海将補には会場の熱気そのままに元気な乾杯をしていただきました。さらに飛び込みで先任伍長の皆様による「同期の桜」が披露され、各所で肩を組んでの大合唱となり大団円を迎えました。

     懇親会の場は、会員・隊員が笑顔で懇親を深めるとともに、懇談の中で活発な意見交換・情報交換を行うことのできる貴重な機会であることを改めて感じました。今後も湘南水交会は会員・隊員の懇親の場を活用して、楽しみながら会の目的達成を目指していきたいと思います。

    (岡田 広報担当幹事 記)

    畠野 新会長 挨拶
    金嶋 空団司令官 乾杯
    鈴木 4空群司令 中締め
    長沼会員 フルート演奏
    同期の桜 大合唱
    先任伍長の皆さん

  • 近海練習航海部隊の横須賀入港歓迎行事

     令和7年4月24日(木) 横須賀地方総監部において、近海練習航海部隊(指揮官:練習艦隊司令官 渡邉 浩 海将補)の入港歓迎行事が行われ、湘南水交会から星 副会長ほか有志会員2名を含む4名が参加しました。

     今年度の近海練習航海部隊として横須賀に入港したのは、護衛艦「てるづき」、護衛艦「うみぎり」、掃海母艦「うらが」、練習艦「しまかぜ」の4隻です。

     近海練習航海は、海上自衛隊幹部候補生学校を卒業した実習幹部約200名に対し、艦上における訓練作業を通じ、遠洋練習航海の連接に備え必要な基礎的知識、技能等のかん養、艦内生活への習熟、また近海練習航海の機会を通じて指揮統率に係る能力の向上、我が国及び海上自衛隊の現状を理解することが目的とされています。

     本年3月15日に江田島を出港後、呉を皮切りに各地方総監部所在地のほか、北は釧路・根室、南は那覇への寄港を終え、これまでの訓練の総仕上げとして4月30日までの間、横須賀において訓練、研修等を実施する予定です。

     近海練習航海部隊の入港歓迎行事は、11時から横須賀地方総監部の厚生センター3階体育館において、真殿 知彦 横須賀地方総監執行の下、来賓の横須賀市長代理 田中 茂 副市長をはじめ、各防衛協力団体、海自関係指揮官、隊員家族等が参列して整斉と実施されました。

     実習幹部及び乗員が入場の後、渡邉司令官による入港挨拶、真殿総監をはじめ各来賓から横須賀入港を心から歓迎する旨の温かい言葉があり、約20分程度ではありましたが心のこもった行事となりました。

     本行事に参加している実習幹部の希望に満ちた溌溂とした所作を目の当たりにし、海上防衛を支えることになる若い力を大変に心強く感じました。また、何名かの実習幹部と会話ができましたが、不安や緊張した様子は一切感じられず、明るく元気な笑顔が印象的でした。

     引き続き、実習幹部としてさらなる素晴らしい訓練成果と広い見識を得られんことを祈念しつつ、各会員は横須賀地方総監部をあとにしました。                

                                               (丹羽 総務担当幹事 記)

  • 「むらさめ」帰国行事に参列

     令和7年4月19日(土)、第49次派遣海賊対処行動に従事していた護衛艦「むらさめ」(艦長 早川 正紘 2等海佐)が無事に任務を終え帰港し、横須賀地方総監部体育館において帰国行事が行われ、湘南水交会から眞木会長以下6名(内有志会員4名)が参列しました。

     当日は天候には恵まれたものの、4月中旬にも拘わらず日中の気温が28℃と真夏日にせまる中での行事になりました。

     まず早川艦長から派遣部隊指揮官である大町自衛艦隊司令官に対し帰国報告がなされ、これを受けた大町司令官から部隊表彰とともに訓示がありました。訓示の中では、任務を完遂した乗員の慰労とご家族への感謝とともに、昨今の日本を取り巻く安全保障環境の厳しさにも言及され自衛艦隊全体への奮闘を求められているように感じられました。

     続いて日本船主協会の明珍幸一会長から護衛艦「むらさめ」に対し感謝状が贈呈されました。

     海賊対処任務は2009年に開始されすでに16年にも及ぶ長期の任務であり、また2020年からは「中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動」という任務も加わり、世界で最も熱いと言われる中東地域での厳しい任務です。

     日焼けした精悍な顔つきの乗員に対し心からお疲れ様でしたと申し上げたいです。

     行事が終了し来賓や主催者らが会場を出られた後、早川艦長が参列している乗員のご家族に対し、乗員の健闘を讃えるとともに留守を守っていただいた感謝を申し述べる姿に接し心が熱くなる思いでした。

    (畠野副会長 記)

  • 厚木空神社例祭に参列

     まもなく桜も満開と思われる4月6日(日)午後、神奈川県大和市にある深見神社で第73回厚木空神社(靖國社)の例祭(慰霊祭)が斎行され、湘南水交会から畠野副会長、星副会長、益田幹事長、小俵担当幹事の4名が参列しました。

     例年は参列のみでしたが、本年は湘南水交会からも玉串奉奠の機会についてお願いをしていたところ、主催者である深見神社奉賛会会長から代表者1名による玉串奉奠の機会を初めていただくことができました。長年に亘る諸先輩方による本例祭参列の実績が認められたものと思います。

     当日は、例祭開始時刻の13時半には大粒の雨が降りしきる悪天候でしたが、開式わずか15分後の玉串奉奠が始まる頃になると、天候は一変し雲の切れ間から春の陽光が射し込み始め、あっという間に快晴に変わりました。まるで英霊のご加護が会場全体を包み込むような、何とも不思議な体験をしました。

     本年も深見神社奉賛会をはじめ、第302海軍航空隊隊員のご遺族及び大和市長をはじめとする地元来賓、消防団等、総勢約50名の参列があり、例祭は厳かに執り行われました。

     湘南水交会としては、海自航空の先達でもある厚木空神社の御霊をお慰めする本例祭に引き続き参列し、慰霊とともに我が国の安寧と海自航空部隊の安全を祈念していく所存です。

    (小俵総務担当幹事 記)

    【厚木空神社の経緯等】

     厚木空神社は、昭和19年11月海軍厚木飛行場の敷地内に、首都防衛の任に就いていた第302海軍航空隊の殉職将士を祭神とする社殿と天照大神を祭る社殿の2つを有する神社として鎮祭建立されました。

     終戦時にはGHQにより厚木空神社の廃祀が命じられ、進駐してくる米軍が社殿を破壊することを恐れた若手将校等により、英霊167柱の霊璽簿を鎮祭時に賜った宝剣(靖國神社宮司 鈴木孝雄 陸軍大将から奉納された靖國刀)とともに深見神社境内に奉遷されました。

     その後、昭和26年4月7日、新たに祭神として深見・瀬谷集落の明治10年の役(西南戦争)以来の戦没者を合祀して、厚木空神社を宝剣 靖國刀に因み靖國社と改め、毎年4月第1日曜日を例大祭の日と定め祭事が行われています。 湘南水交会は、平成18年以降、本例祭に参列しています。

  • 特攻隊全戦没者慰霊祭に参列

     3月29日(土)、靖国神社における公益財団法人・特攻隊戦没者慰霊顕彰会主催の慰霊祭に眞木湘南水交会会長の代理として参列してまいりました。

     当日は冷たい雨が降り、花冷えのする天候ではありましたが、ご遺族を含め200名以上の関係者が参列し、大東亜戦争が終結して80年目の慰霊が厳粛に執り行われました。

     主催者による祭文では、特別攻撃隊で散華されたご英霊の崇高かつ利他の精神に対する心からの敬意と感謝が述べられるとともに、今後もご英霊の志を守り、日本の平和の維持、発展と文化の継承を受け継いでいく旨の覚悟が示されました。

     その後、詩吟とソプラノ歌手による歌「ふるさと」「翼をください」が献上され、雨音の中にあって力強く流れる調べが厳かな空間を作り出していました。在天のご英霊もさぞかし懐かしく聞き入られていたことと思います。

     当日の靖国の桜は五分咲き。雨の中にあって小さな蕾が開花にむけて静かに準備を進める光景も愛らしく映り、冷たい空気の中にあって新しい始まりも感じることもできました。本件参列の機会を頂き感謝申し上げます。

     最後に改めてご英霊の安からならんことを。

    (益田 幹事長 記)

  • 厚木航空基地 観桜会

    厚木航空基地 観桜会

     令和7年3月26日(水)、厚木基地において観桜会が行われ、湘南水交会から眞木会長や星副会長らと共に有志会員6名が参加いたしました。

     この日は春らしい陽気で桜がほころび始め、美しい夕焼けに映える厚木基地もことさら美しく、古来より桜や夕日を愛でる文化を持つ日本にふさわしい、まさに観桜会日和でございました。

     会の初めには観桜会の2日前に着任されたばかりの第4航空群司令 鈴木克哉 海将補よりご挨拶がありました。また在日米海軍の方々や大和市や綾瀬市などの近隣市長等もご臨席され、日米の絆や地域との絆をより強くする機会と思われました。

     厚木基地隊員皆様の心づくしのおもてなしのお料理は美味しく、フルーツ盛り合わせは観桜会らしくりんごで桜が作られ、色とりどりの果物で綺麗に飾られて、とても素敵でした。温かいうどんは様々な具が乗っていて食べ応えがあり、一口サイズの桜餅は品の良い甘さでとても美味しかったです。(桜餅、あと3個くらい食べたかったです…)

     基地内の各部隊の方々が頑張って作ってくださったお料理のほかにも、飲み物を勧めてくださる隊員の方々の気配りも行き届いていて、海上自衛隊は日本の防衛だけでなくこうした接遇まで高いレベルにあることを知り、すごい組織だなぁと思いました。そのような気配りもあり、ご参加された多くの方々も随所でお話が弾んでいたようで、熱気のある会でございました。

     初めて観桜会に参加した私にとっては現役の隊員の方々から直接お話を伺うことができ、OBの皆様方からも現役時代のお話を伺う貴重な機会になりました。第4航空群について、そして海上自衛隊について学ぶことができ、とてもありがたいことでした。

     観桜会がお開きになり、会場の外に出ますと美しい夜空が広がっており、月夜の厚木基地も美しいものだなぁと感じました。このような会に参加させていただき楽しむことができるのは、遠く離れてその姿を見ることはできませんが、多くの海上自衛隊員の方々が任務につき、守ってくださっているからだと再認識いたしました。24時間365日、いついかなる時も途切れることなく守ってくださる方々がいらっしゃる、観桜会での基地訪問は改めて感謝する機会となりました。

    厚木基地の皆様をはじめ、海上自衛隊の皆様方に心より感謝申し上げます。
    いつもいつもありがとうございます。

    (湘南水交会 有志会員 中町 順 記)

  • 神雷部隊慰霊祭を挙行

    神雷部隊慰霊祭を挙行

     湘南水交会は、令和7年3月21日(金)13時30分から、北鎌倉の建長寺内正統院において「神雷部隊慰霊祭」を執り行いました。

     2日前は関東地方でも雪の降る寒さでしたが、当日は天候にも恵まれ、春らしい陽射しの中、足立尚史 様をはじめとする神雷部隊のご遺族・関係者の皆様や、海上自衛隊横須賀地方総監部管理部長 三好昇次 1等海佐、(公財)特攻隊戦没者慰霊顕彰会の中村敏弘 評議員などをお迎えし、湘南水交会の有志会員等を含む34名の参加者の思いを神雷部隊829柱の英霊にお伝えすることができました。

     慰霊祭は「海ゆかば」が流れる中での「黙祷」に始まり、執行者である湘南水交会 眞木会長の「追悼の辞」、正統院の雪(すすぎ)ご住職・副住職の読経の下で参列者の焼香および拝礼を行い、80年前、大空に散華された英霊の安らかなることをお祈りしました。

     慰霊祭の後は、場所を正統院本堂に移し、ご住職・副住職にもご臨席を頂いて茶話会を行いましたが、眞木会長挨拶に続き、海上自衛隊からの参加者として横須賀地方総監部管理部長 三好1佐からのご挨拶があり、先人の遺志を受け継ぎ、我が国の平和を築くために我々もしっかりと任務に邁進してゆくという力強い決意表明をいただきました。

     今年で大東亜戦争終戦から80年の節目となる慰霊祭の実施にあたり、多大なご支援を頂いた正統院の雪ご住職をはじめ、建長寺の皆様、ご参列を頂いた皆様に改めて感謝を申し上げますともに、湘南水交会はこれからも先の大戦において祖国の礎となられた英霊のお姿とその思いを忘れることなく次の世代に語り継ぎ、慰霊を続けてまいります。 

    (渡邊企画担当幹事  記)

    【参考】

    「神雷部隊」とは、大東亜戦争における戦局が厳しさを増す昭和19年10月、ロケット特攻兵器「桜花」、その母機である一式陸上攻撃機と掩護戦闘機により編成された海軍第721航空隊の別称です。

    「神雷戦士の碑」は、昭和40年当時、元隊員で建長寺正統院住職であった竹谷行康氏(一飛曹)と元隊員のご尽力により同院墓地の背後にある洞窟の中に建立されました。以後この慰霊碑は正統院住職により守られてきましたが、平成5年には、「桜花」による特攻に加え、映画「永遠の0(ゼロ)」でも描かれた721部隊の爆装零戦による特攻等を含め、神雷部隊の戦没者829柱すべての氏名及び出撃年月日、出身県名等が彫りこまれた現在のステンレス製の碑に改修されました。

    本慰霊祭は、鎌倉水交会が昭和48年、総会を正統院で開催したのを機に、最初の神雷部隊特攻が行われた昭和20年3月21日に因んで、毎年3月21日に挙行するようになり、平成14年、鎌倉水交会が湘南水交会に大同合併した以後は湘南水交会が受け継いで実施しているものです。

  • 厚木航空基地の部隊研修

    厚木航空基地の部隊研修

     令和6年3月14日(金)、湘南水交会は厚木航空基地に所在する第51航空隊及び厚木航空基地隊(運航隊)の部隊研修を実施しました。

     晴れ渡った空に春の訪れを感じた研修当日は、日中の気温も16度に達して絶好の研修日和となり、眞木会長以下の会員37名と会員同伴者9名の計46名の研修参加者は厚木基地での部隊研修を満喫しました。

     大型バスで厚木航空基地に到着後、運航ターミナル2階で第4航空群司令部 広報室長による基地の概要説明を受け、広報展示室の見学及び昨年度に運用が開始されたばかりの厚木飛行場管制塔の見学が行われました。

     参加者は概要説明や広報展示室の研修であらためて厚木航空基地の歴史や現状を整理して理解するとともに、管制塔の研修では飛行場及び周辺地域を一望しながら、管制塔内で飛行場管制業務に従事する隊員の緊張感ある勤務状況を肌身で感じつつ興味深く研修しました。

     その後、大会議室において第51航空隊副長 頼経1佐からのご挨拶、説明者による51空の部隊編成やその特殊な任務等について映像を交えながら分かり易く説明していただきました。さらに基地の東側にある51空の格納庫に移動して、P-3C及びSH-60L等の51空が装備する哨戒機の実機見学が行われ、本物のソノブイを手に持ってその重さを実感するなど貴重な体験もできました。参加者は各部で熱心に説明を聞き、疑問に感じたことをその場で隊員に質問することで、海上自衛隊唯一の研究開発や訓練指導を担う航空隊への理解を深める様子が随所で見られました。

     厚木基地内での研修終了後には、第51航空隊司令 大久保1佐を始め、副長、各隊隊長及び先任伍長にも参加をいただいて、大和市内にて会員等との懇親会が開催されました。参加者は、現役隊員及び51空勤務経験のある多くのOB会員との活発な懇談の中で、海上自衛隊航空部隊に対する理解は大いに促進され、併せて隊員の皆さんを激励する良い機会になりました。

     湘南水交会では、今後もこのような「部隊研修」を企画してメール等でお知らせしていきたいと思いますので、会員皆様のご参加をお待ちしております。

    (山形 企画担当幹事 記)

  • 海上自衛隊員とのクリスマス婚活Party開催支援

     令和6年12月14日(土)、湘南水交会は、原宿のクラブ水交において厚木基地上級海曹会、横須賀上級海曹会及び東京地区各先任伍長が企画する「海上自衛隊員とのクリスマス婚活Party」を応援・協力しました。当日は、19名の海上自衛隊男性隊員と一般女性21名の計40名という多くの皆様に参加をいただき、前回8月のパーティーより更に1組多い6組のカップルが成立する大盛会となりました。

     女性の参加者は、前回と同様に本イベント告知開始と同時に、山形、宮城、長野、静岡、大阪等の遠方からもホームページ/SNS等により申し込みをいただき、ほとんどの方が半年から1年以内の結婚を希望されておられました。

     この度のパーティーでは、前回も支援にあたった湘南支部の鳥居企画担当幹事を始め、湘南支部役員及び女性会員の計6名に加えて、横須賀支部から関担当幹事、東京支部からは新たに馬渡担当幹事の強力な支援も得られましたので、前回にも増して円滑に会を運営することができるとともに、将来のパートナーとのご縁を育むために初対面の参加者の緊張をほぐすなど、皆さんに和やかでうち解けた雰囲気づくりをしてもらいました。

     成果が上がった第一の理由と思われるのは、自己PRタイムのやり方の変更です。これまでパーティーの最初に行う自己PRタイムは、男女各2~3名が一緒のテーブルに着き、テーブル内の全員がそれぞれPRし合い、終了後に男性が次のテーブルに移動するという方法でした。今回は、男女がテーブルなしの椅子のみの席として1対1で向かい合い、女性は固定席として、お互いに自己PR後に男性が一人ずつ隣の席に移動していく方法としました。

     初対面の異性に、約1分半という短い時間内で自己を売り込むことは、緊張感等もありますので果たして如何なることになるのか一抹の不安もありましたが、司会者の「自己PRスタート」の号令と同時に、「待ってました」とばかり、一気に熱き自己PRが開始され、我々の懸念は全くの杞憂に終わりました。

     これには、前回のイベント後に役員で行った事後検討において、湘南支部の栗城会員の発案を受けて、パーティー開催前に参加者総員に送付するリマインドメールにタイムスケジュールとともに自己PRシートを事前に添付したことが功を奏したようです。各人が事前に準備したPRシートを手に積極的な自己PRが行われましたので、司会者の1分半の制限時間を告げる合図があってもすぐには席を立たないほど、熱きPRタイムとなりました。

     成果が上がった第二の理由として、女性参加者が海自OB会員に対して、海自隊員との交際、結婚に関する不安等を含め、何でも質問できる機会を設けたことです。男性参加者に前日・当日のキャンセルが出て女性より2名少なくなり、1対1で向き合う自己PRの場に2名の穴が開くところでした。婚活イベント企画経験の豊富な関幹事の発案で、男性役員の関幹事と富田幹事が男性参加者の間に座り、席の空白を埋めたのですが、これは単に席を埋めるものではなく、女性参加者にこの役員2人が前に来た時には、「自衛隊員と結婚することについて」などを含む自衛隊に関する質問は何でも受けますと事前に説明していました。近い時期の「結婚」を真剣に考えている女性参加者にとり、男性参加者には聞けない不安などを解消し、自衛隊の広報活動の一助ともなる大きな成果となりました。

     毎回の婚活イベント後に出される役員間の所見や参加者から頂いた事後アンケートを基に、数々の反省の上に検討・改善を重ね、きめ細やかな準備と計画が、参加者の4分の1強がカップルになるという大変嬉しい成果に繋がったものと思います。支援の主担当者として役員の熱き協力に感謝・感激するとともに、来年以降も、年に1回は定常的に開催していきたいと、参加者同様に胸を高鳴らせて次回イベントを今から待ち侘びる熱き思いに駆られております。

    (星副会長・婚活担当幹事 記)