令和7年11月9日(日)「厚木航空基地戦跡研修&懇親BBQ」に参加しました。前夜から雨が降りだし当日も天気予報は雨模様でしたが、研修中は傘の出番なく過ごすことが出来ました。

今回の部隊研修はいつもの航空機見学ではなく、厚木航空基地内にある戦跡の見学でした。

先ずはターミナルにある資料展示室で映像、写真を見ながら厚木航空基地が造られた経緯や戦中、戦後の様子を、今回の研修の案内を引き受けてくださった松田1等海尉(第4航空群司令部)より説明を受けました。
基地建設当時から戦中の資料はほとんど残っておらず、今回ご説明された内容は松田1尉がご自身で役所等に行って調べたり、当時の様子を知る方を探してお話を伺ったりして自費で資料を作成したそうです。このような史実の考察・検証は、大変重要かつ後世に語り継がれるべきもので、国からも予算を出して欲しいと思いました。調査は今も続けているそうで、まだ正式発表出来ないものの新たな発見があったとのことで、その公表の機会を楽しみに待ちたいと思います。

ひと通り説明を受けた後、基地内をバスで移動しながら実際に戦跡を見て廻りました。厚木航空基地建設当時の建物も数多く残っており、しかも現在も使用されているそうです。しかし、皮肉なことに米軍に接収されていたから残っているのだろうという説明を聞き複雑な気持ちになりました。他にも航空機の掩体壕や基地内への引き込み線の線路跡、駅のプラットホーム跡などを見ることが出来ました。
見学の後は、今年度入隊した隊員の方との懇親BBQを楽しみました。
焼き物だけでなく温かい豚汁も用意され、肌寒い初冬の陽気のなか美味しくいただきながら新入隊員との懇親を深めることができました。自衛隊を目指した動機や部隊での様子、時には日頃の愚痴を聞いてあげたり、励ましてあげたりと、親元を離れて過ごしている新入隊員たちの心の力に少しでもなれたら良いなと思いました。途中、部隊毎に代表者による今後の勤務の抱負について発表もあり、頼もしい抱負に益々応援したい気持ちが強くなりました。








また、本日ご案内いただいた松田1尉ともお話が出来、現在のBBQエリアが相模野航空神社の跡地であることが最近の調査で判明したと伺いました。境内の中でBBQをし、いつも集合写真を撮るときにひな壇代わりに使っている石垣が社殿の石垣であったと教えていただき、罰当りなことをしてしまったと思いましたが、「米軍の占領前に御神体は別の場所に奉遷させてあるから大丈夫ですよ」と聞き安心しました。
最後になりますがこのような研修会を企画、また前日からの準備等をして下さった役員の方、基地関係者の方に感謝しつつも、来年度の実施を楽しみにしています。ありがとうございました。
(有志会員 齋藤文 記)
